夏アニメに入ってから、既に1ヵ月が経過しておりますが、それでもやります。
記事名から、もうオススメのタイトルが丸わかりですが、それでもやります。
それでもやるんです。
まずは、2018年夏アニメの中で、僕の見ている作品を一覧にしました。
少なっ!
あそびあそばせ
ヤングアニマルで連載されている、涼川りん先生の人気漫画がアニメ化。
僕の中では、今期の覇権です。
可愛い絵柄と女子中学生が主役であることから、よくある「ゆるふわ系」だと思われがちです。
実際は、ここ最近でも群を抜いて面白いコメディアニメになっております。
作者が女性ということもあってか、女子中学生に現実的かつ悲劇的なデメリットを、これでもかと詰め込んでいます。主人公ら3人の周りも、とにかく変人ばかりです。ややファンタジックな方々(尻からビームを出す人)もいます。
容赦のない顔芸が、これまた笑いを誘います。
悪い点を挙げるなら、やや強引に笑わせようとしてくる点。パロディが多く、元ネタを知らない人は、そのネタについていけない点でしょうか。
個人的に、歴が浅くても演技が良い声優さんを多く起用しているのも、ポイントが高い。
人気な役者さんの名前があると、どうしても期待値が上がりますし、演技力に頼って面白くしようとしている作品もありますから。こういった作品は貴重ですし、大事にしていきたいですね。
TVアニメ「あそびあそばせ」のキービジュアルを公開しました!
— TVアニメ「あそびあそばせ」公式アカウント (@asobiasobase_a) 2018年3月24日
7月からの放送をお楽しみに!
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顔芸は、本編で確認してほしい。
暦物語
実は見ていません。
というのも、物語シリーズの公式アプリで、数年前に配信されていたからです。僕は、その時に見ていました。
人気シリーズであることには違いないのですが、僕は作品が長期化すると視聴をやめてしまうタチなもので、終物語の後編と傷物語の「Ⅱ 熱血編」「Ⅲ 冷血編」は見ていません。原作も、愚物語を流し読みして、業物語を途中まで読んでからは、力尽きています。もう読むこともないでしょう。
と、散々見ていない、読んでいない発言をしておいて、暦物語については語っていくのです。
一話完結型の短編が12回分、1年の流れに合わせて描かれます。作中では、物語シリーズに出てきた登場人物が次々と現れ、主人公の暦と関わります。
最終話の3月には、終物語へと続く流れに。物語シリーズお得意の時系列ごちゃまぜ構成です。特に、今放送しているだけに。
物語シリーズを見ている方なら、充分楽しめる内容だと思います。
【暦物語】
— 西尾維新アニメプロジェクト (@nisioisin_anime) 2018年8月10日
まもなく24:00よりTOKYO MX、BS11、群馬テレビ、とちぎテレビにて第11話&第12話を放送!今夜が最終回!放送後には次週からの放送情報も!?最後までお楽しみください!
第11話「こよみナッシング」
第12話「こよみデッド」https://t.co/O9ueIxR8w7 pic.twitter.com/Xl2AQ3KUt8
もう終わっちゃったんだけどな。
中間管理録トネガワ
「賭博黙示録カイジ」のスピンオフ漫画がアニメ化。
敵役の利根川が、帝愛グループの社員として苦悩する様を描いた作品なのですが、原作のシリアスさとギャグがうまく組み合わさっていて、非常に面白いのです。
それゆえに、2018年夏アニメの中では、一番期待していました。
だが…… 駄目っ……!
期待なんぞ、1話の冒頭で吹き飛びました。
その主な原因は、ナレーションです。担当は川平慈衛さん。
雰囲気に合わないこと、合わないこと。妙なテンションの高さが、シリアスさを演出していません。おやじギャグを聞かされて、「面白いだろう!」と言われているような気分です。
もっとも、川平慈衛さんは求められたものを出しているだけですので、悪くないんですけどね。悪いのは、演出家とキャスティングした偉い人だと思います。
なぜなら、比較的には原作アニメに近い声質を保っている利根川(森川智之さん)にも、発音の面でおかしな言い方をさせています。
お馴染み「ざわ……」も、演出過剰になっている場面が多いように感じます。名前に「さわ」「ざわ」の付く女性声優を起用するアイデアが良いだけに、くどさがもったいない。
一部分を切り抜くと、面白いところはいくつかあります。
また、竹原ピストルさんが歌うED「隠岐手紙」は必聴です。
しかし、カイジを知らない方には、なかなかオススメできない作品になってしまいました。残念。
面白いアニメを作るのって、難しい。
ルパン三世 PART5
PART4から2年ぶりに、アニメとして戻ってきました。
春アニメですが、2クール目に入っています。厳密には夏アニメじゃありませんが、このブログでは春アニメに触れていないので、許してください。
今作は、4、5話からなる中編と、1話完結の短編で構成されています。
話の内容は、ネタバレになるので言わないとして……PART4を超える出来だと思います。
過去のシリーズのオマージュがいくつか見られ、シリーズを昔から見ている人こそ楽しめます。もちろん、初めて見る人でも面白いと思えるでしょう。
それだけ、音楽、作画、脚本が洗練されているのです。
まとめ
ハーレム系は、もう見なくなったなあ……。だいぶ前に卒業してしまった。
『はたらく細胞』と『ぐらんぶる』は、見ておいた方が良かったかも、と後悔しています。
そうだ、春アニメの『賭ケグルイ』も、見ておけば良かったなあ……。
と、書いていて疑問に思い、調べたら、去年の夏アニメなんですね。
そうかー。
あー。
時間の感覚、狂い過ぎてるな、僕。
というわけで、アニメひとつ取っても後悔ばかりの人生です。