しばしば行われる論争の一つに、初心者はどれくらいの頻度でブログを更新するべきかを問うものがある。
もちろん明確な答えはない。「そんなものは場合による」と切って捨てるしかない。
果たしてどのような場合だと、どれくらいの頻度でブログを更新するべきか。
どうしてもその答えが知りたい人は、他の方の記事を見てもらうことになる。これについては、ブログを少しでも続けた人ならばたどり着く結論だろうし、おそらく調べればそれなりに説得力のある話が出てくるだろう。
今回の僕の主張とは、「そんなものはやってみるまでわからないのだから、まずはいいからやってみろ」というだけの、至極つまらないものであるからだ。
つまらないものとは、得てして真理である。というか、真理とはたいていつまらないものなのかもしれない。
これは人生の教訓であって、ブログに限った話ではない。
調べるなとまでは言わないが、調べても無駄である。
というのも、結局のところはそのスタイルが自分自身に合うかどうか、試す必要がある。どのスタイルを試すにせよ、それが合うか合わないかは分からない。博打を打つのと変わらない。
ならば、調べて迷うことに時間を割くよりも、ひとまずの行動を起こすべきだろう。
別にそれで失敗しても死にはしない。 人生で大きく失敗するわけではない。
就職する時の事を考えてみよう。
どの職に就きたいか、どの職に自分の適性があるか。調べて、考えて、悩んで、その上で選択したとしても間違える。その多くの人が後悔するだろう。
だからといって、「合うか合わないかわからないのだから、悩まずに勘で決めなさい」などと就活生には言うまい。なぜなら人生がかかっているからだ。重要な決断に対しては、大いに悩むべきだ。その上で、成功したり失敗したりするべきだ。
ブログをどのように始めるか程度で、人生そんなに大きく変わりはしないだろう。
別にいいではないか。
そんなもの、どうだって。
付録1。
ところで、質だの量だのと言われるが、残念ながら今、僕自身はどちらも満たしていない。
それを承知で言うが、どちらにせよ極端になると破綻してしまう。
僕は以前、量のみにこだわって毎日更新をしようとして失敗したし、質のみにこだわって記事を書けずに失敗した。
滑稽なことに、僕は両方、それもほぼ同時に試して失敗したのだ。
極端なのに中途半端。これだけはしないように、是非とも反面教師にしてもらいたい。
付録2。
本記事のカテゴリについてだが、迷いに迷った末、「ネットでの創作活動を考える」にした。「学生の時に知りたかったこと」でもある。こんなもの、誰もが早くに知っているべきなのだから。