厳密には PS Vita 本体が壊れたのではなくて、メモリーカードの方に問題があったのでは、と疑っています。しかし本体もよく分からない動作をしていたので、こんなタイトルになりました。
さて、何が起きたのか。
関係あるか分かりませんが、 PS Vita を起動するまでの経緯から。
PS Vita は、実況動画を作るのに必要な手順が多いのです。不可能とは言わないまでも、そこまでして録るのには時間とお金がかかります。
そこで、PS Vita でプレイしたゲームはブログに感想を書くことにしようと思い、1年ぶりに起動しました。
起動してから思い出したのですが、 PS Vita を使わなくなった理由は動作がおかしくなったからでした。
1年前は諦めたわけですが、 改めてここで向き合うことにしました。
PSやPSPのソフトも遊べる、大好きなハード。
ゲームが正常に起動できず、メモリーカードの大半がシステム利用で埋め尽くされ、約50GBに達していたのです。(使用しているメモリーカードの容量は64 GB)
ゲームのアイコンを押して、始めるをタップしても、エラーが発生してプレイできません。
またセーブデータもおかしくなっているようです。
ゲームソフトの更新データも反映することができません。
調べてみると、壊れてしまったファイルがシステム利用として残り、圧迫しているようだとわかりました。
仕方がないので、 PS Vita をセーフモードで起動。PS ボタンと電源ボタン、 R ボタンを同時押しして5秒。画面に PS マークが出たら、ボタンを離す。データベースの再構築を行います。
しかし状況は改善されず。メモリーカードのシステム利用量は減りませんでした。それでもここまでは想定の範囲内です。
驚いたのは、今までダウンロードしていたゲームソフトのほぼ全てが消えたことです。より正確に言えば、起動できなくなったゲームソフトのアイコンを表示しないようにしたのでしょうが、それはゲームがデータごと消えるのと大差ありません。
ちなみに PSP のソフトのセーブデータは別で管理されているので、消えませんでした。 PS のソフトのセーブデータがどうなるかは、一つも持っていなかったので分かりません。
また、 PS Plus のサービスでデータのバックアップを取っていれば、そこから復元できます。
出荷状態まで戻せば確実なのだろうが……。
このままでは使いようがないので、やむを得ずメモリーカードのフォーマットを行うことにしました。
その前に、生き残っているデータのバックアップを取ります。
今回の僕の場合は PSP のソフトのセーブデータだけでしたが、ビデオ、ミュージック、写真など、入っているデータは全て消えてしまうので、コンテンツ管理を利用してメモリーカードからパソコンに移す必要があります。
再びセーフモードで起動。メモリーカードのフォーマットを行います。
これでメモリーカードのシステム使用量も減りました。
改めて PS Store からゲームソフトのダウンロードをしています。これがまた、随分と長い時間がかかりそうです。
下手すると24時間かかる環境で生きています。
ゲームソフトのダウンロードが終わったら、コンテンツ管理から PSP のソフトのセーブデータを戻し、 PS Plus にバックアップしたセーブデータをダウンロードします。これで元通りです。
一体何が原因でこうなったのか分かりませんが、ひとまずはこれでよしとします。
万全を期すのであれば、 PS Vita 本体の初期化もしくは修理、買い替えとメモリーカードの買い替えを行うべきでしょう。
どうやら PS Vita の後継機はなかなか出そうもないですし、もう少し現役で頑張っていただきたいですね。