何番煎じか数えるのも馬鹿らしいが、しかし自分がお世話になっておいて、世間に返さないのもどうかと思うので、2020年に買ってよかったものをピックアップしよう。
今年もきっと、『お題「#買って良かった2020 」』が出ると信じていたよ。
一覧
Apple iPhone11
今まで使っていた6Sは化石クラスかと思えば、職場に5Sを使う人がいた。奥さんが買い替えを許可してくれないらしい。かわいそうに。LINEを起動するだけで10%の電池残量を生贄に捧げなければならんとさ。
SE2が発表される前に、6Sは壊れてしまった。電池の最大容量がとても少なくなった話を携帯会社で働いている知り合いにしたところ、そりゃそうなると言われてしまった。次は下取りできるうちに買い直そう。
Apple AppleWatch SE
Apple Storeに行ったら、入場規制で予約必須だった。知っていたけれど、乗り込んでしまえばいけるだろうと、コロナウイルスになる前の常識を通用すると思っていたのが運の尽き。
店の出入り口に立っていたナイスガイに「お兄さん、ツイてるね! 19:30なら今日の予約分がまだ空いてますよ!」と言われた15:00。4時間と30分を漫画喫茶のマッサージシートの上で揉まれ過ごし、ついに念願のApple Watch SEを迎えることが……できず。店舗に在庫がないと言われれば仕方ない。まあいいさ、元々着け心地とバンドの長さを知りたかっただけだからな。
インターネットで注文して、届いたコイツは今も手首にある。職場でも時計をつける習慣がついた。iPhoneに届く通知をすぐに確認できるのは特に素晴らしい。生活ではタイマーをよく使うから、それを手元で完結できるのはありがたい。アクティビティを毎日確認するから、運動する気にもなる。良い買い物だった。
ULOE Apple Watch 44mm用ケース
合わせて買ったケース。上から被せて使う。
ガラスフィルムよりもしっかり覆ってくれるから、神経質に気を遣わなくても衝撃や汚れから守ってくれる。ボタンが多少押しにくいが、これくらいなら許容範囲だ。
Logicool ワイヤレスマウス M331BK
配信や録音の際に、マウスクリックをするとノイズになってしまう。そこで静音マウスを探していた。
ロジクールの商品はシンプルで好みだったので、こちらの商品にした。次は似たようなモデルで5ボタンにしてみたい。
BUFFALO USBハブ BSH4A125U3BK
パソコンにワイヤレスマウスをつけよう。オーディオインターフェースをつけよう。そうだ、今日は久しぶりにiPhoneを接続してバックアップを取ろう。……外付けHDDを挿す場所がない!
というわけで、買った。ワイヤレスマウスとオーディオインターフェース、外付けHDDはレギュラーなので、ちゃんと電源を供給できるセルフパワータイプ。
リングスター スーパーピッチ SP-1500D
ゲームボーイアドバンスのソフトを入れるのに使用。最初に仕切り板を自分で切り分けなければならないが、それさえ終われば非常に使い勝手がいい。
ソフトが増えたら、またこの商品を買おうと思っている。
PLUS はさみ SC-175SF
自室用と実家用、職場用で3つ購入した。錆びない、切れ味が落ちない、金属独特の感覚が少ないので、大変重宝している。
Panasonic マユ・フェイスシェーバー ER-GM30
別のシェーバーを使っていたが、調子が悪かったので新しく購入。毛の長さや刃の長さの細かい調整が効くので使いやすい。
今までは剃刀やハサミを使っていたので時間をかけていたけれど、これで楽になった。生きている上で何度もやらないといけない体のメンテナンスは、できるだけ楽をしていこう。
Amazon Fire TV Stick(第2世代)
リンク先(写真)は第3世代。
こちらの記事で詳しく話しているが、購入時点ではあまり評価が高くなかった。しかし小型テレビを買った(後述)ので、買ってよかったものに返り咲いた。やっぱり大画面で気軽に動画を見られるのはいい。
Amazonのセール中ならそれなりに安く買えるし、性能も世代を変えるごとに良くなっているようなので、まだ持っていない人はぜひ。
車
今まで自転車で職場に通っていたが、コンクリートの上でスライディングを決めて大破。どうせいつかは買わなければならないのだし、と中古車を購入。通勤のためだけなので本当に大したことのない車種だが、やはり買ってよかった。
なんだかんだ自転車とかかる時間は変わらないが、帰りに疲れきった体でペダルを漕がなくていいのは楽。疲労の蓄積はどこかで爆発するから、体にかかる負担を少しでも減らせるのはいい。……お金はかかるけれども。
ガソリンを効率よく買う方法と、ETCの導入を考えておかないと。
山善 24型液晶テレビ QRC-24W2K
卓上におけるモニターを買おうと思っていた。ゲームの録画をするときに、パススルーで遅延のないままプレイするにはモニターが必要だった。持っていたのは32型で常に置いてあると邪魔になる。
どうせならテレビにしてしまおうと考えた。部屋にアンテナ線が来ているのだから、いつでもテレビを見ようと思えば見られた。恵まれた環境だが、スマホがあればテレビもパソコンもいらない時代でもあって、手を出していなかった。
重い足を前に進めるために、分波器だけ先に買った。外堀作戦だ。
どうせなら録画できたほうが良いので、テレビはダブルチューナーにした。そして『BUFFALO 外付けハードディスク2TB HD-AD2U3』を買った。動作確認の対象ではなかったのが、今のところ問題なく動いている。
音や映像は値段相応。特にこだわりはないので気にならない。WBS(ワールドビジネスサテライト)やカンブリア宮殿、ガイアの夜明けなどを録画して、部屋の掃除や雑務、トレーニングの合間にながら見している。楽しい。
Anker ワイヤレスイヤホン Soundcore Liberty Air 2
使っていたワイヤレスイヤホンの不良(半年ぶり3度目の頻発)により、いい加減新しい商品を購入。
懲りずにまたAnker製品(中国製)。圧倒的な保証期間とコスパの良さ。正直、音についてはなにが良くてなにが悪いのかわからないが、使い勝手は良し。前の製品との違いも、たぶん慣れの問題。着け心地の悪さだけ気になる。
逆に、接続の安定性やホワイトノイズなど、悪いところは割とそのままな印象。とはいえ、それは高望みすぎる。充分満足できる品質だった。
通話機能が優れているらしいけれど、あいにくその機能を使う機会は今のところなく、試しようもない。寂しい話だ。
まとめ
散財とは、ショーケースの端から端までを買うことを言うのではなく、安くもなく高くもない商品を細々と買い続けることを言うのだと強く実感した。なんといっても、買ってよかったと思わなかったものも山ほどあるのだ。財布のひもは亀甲縛りくらいまでやらないといけないな。
ちなみに、Amazonのタブレット(Fire HD 8)は買ってよかったものに入らなかった。確かにタブレット初心者にはうってつけ、むしろ『Fire HD 10』にした方がいいとまで思うが、どうせ後からiPadを買うのなら、安物買いの銭失いになる。残念ながら、来年の初めには体験談になる予定だ。
ところで、「○○年に買ってよかったもの」系のブログ記事を流し見する、これを年末の楽しみにしている僕なのだが、2020年にして初めて書く側に回った。
これまでも、商品のレビュー記事自体は書いていた。製品の違いをこと細かに並べたり、記事を読んでいる人に買ってもらえるような美辞麗句を連ねたりと、そういった類が苦手かつやる必要がない(アフェリエイトやってない)ので、中身の薄い記事になりがちだった。対して、今日はとても楽しかった。
よかったら、あなたの買ってよかったものも僕に教えてくれないだろうか。