世間は「無料サービスは当たり前」から再び「お金を払うだけの価値があるサービスか」が重視されるようになった。
それでも、最低限の投資で大きなリターンを求めるのが人間だ。人生を豊かにするサービスを紹介しよう。少なくとも僕は重宝している。
一覧
DeepL 翻訳
『Google 翻訳』の完全上位互換……とまではいかないが、かなり優秀な翻訳サービス。高校生の時分に存在していたら、教科書の翻訳を全てこれで済ませていたことだろう。それで自分の役に立つかはともかく。
傾向としては、長文を省略しがちで、複雑な表現をうまく翻訳できる。
Amazon Prime
年間4900円で受けられる基本的人権。月あたりに直すと400円ちょっと。学生ならStudentを選べば年間1900円。月あたりで160円くらい。ジュース1本分で1ヵ月、ありとあらゆる娯楽を味わい放題だ。
一部商品の配送費無料、通常よりも早く配送されるだけでも充分なのに、指定された音楽や動画、書籍を楽しめるようになる。インターネット通販を使って楽をしたい人、特にAmazonを使う人は必須と言っていいだろう。
サクラチェッカー
健全なAmazonライフを支えるサービスその1。
商品ページのURLを入れると、中華製品にありがちなサクラレビューを感知してくれる。ある程度信頼できるが、当然自己責任で。参考程度にしよう。少なくとも明らかな地雷はこれで回避できる。
Keepa
健全なAmazonライフを支えるサービスその2。Google Chromeのプラグインとして使う。
Amazonの商品ページに、過去から現在までの価格推移を表示してくれる。「○%引き」とセールを謳っておいて、実は元の価格を上げて調整しているだけでした……みたいなインターネット通販の魔法に気付けるようになるのだ。
スマホで見るのはかなり面倒なので、過去の値段を調べたいときはPCから使おう。
uBracklist
「○○の恋人は!?」みたいなタイトルで、中身を見ると「調べた結果、見当たりませんでした!」とのたまうクソサイトを見た経験はあるだろうか。検索エンジンでトップに表示されることばかりを考えて、中身のかけらもない「いかがでしたか」ブログを鬱陶しいと思った経験ならどうだろう。
そういった、自分の目に入る必要のないサイトを一掃してくれるプラグインがこれだ。検索結果から排除してくれるので、二度と見なくて済む。
トリセツ
スマホアプリとして使っている。商品の型番を保存して、インターネット上から取扱説明書のURLや公式サイトのURLを引っ張ってきてくれる。
かさばる紙の説明書を出さなくて済むし、ブラウザ上なら単語で検索をかけられるので知りたい情報を的確に摘出できるため、非常に便利。ただ、製品の公式がページを消したらそれで終わりなので、手元の説明書は念のために保存しておこう。
キャッシュレス決済(バーコード決済)
使っているのは、楽天PayとPayPay。2種類使っているのは、楽天Payだと使えない店もあるから。
仕事の日はコンビニでサラダを買う生活なので、小銭を管理する面倒を全てカット。これで忙しい朝も素早く買って素早く出られる。店員との接触も減るので、申し訳程度のコロナ対策になるか?
キャッシュレス決済を積極的に使うようになって日が浅いので、もっと詳しく調べたい。初期のような勢いはなくても、安く済ませる方法がありそう。
電子書籍
本棚を圧迫しない、重たくない、中古で買うより作者に還元できる、場合によっては安い、劣化しない、隙間時間に読める……とメリットが目立つ。
逆に、電子書籍の供給元がサービス終了したり、出版社の一存で配信終了したりと、紙の本にはないデメリットもある。
使っているサービスはAmazonのKindleと楽天のKobo。悩んでいる人はKindleを使えばいいと思う。アレが潰れるなら、他の電子書籍も廃れているだろうし。
まとめ
並べてみると、普通に有名どころばかりになってしまった。もっと様々触っていたつもりだったが……。
お金は目の前で数字が動くからわかりやすいが、時間の浪費と心身の摩耗は気付きにくい。これらの負担をどれだけ軽減するか、つまり楽をできるかによって日々の生き方が変わる。基本的にお金をかければもっと楽をできるので、バランスをとりながらサービスを受ければいいのではないだろうか。
ところで、「ニコニコやHEARは入ってないの?」と思われるかもしれないけれど、好きなサービスと万人に薦められるサービスって別物だから……。