厨学生日記

サブカルと創作、そして黒歴史、厨二病

『バーチャルさんはみている』は VTuber の道になれるのか?

2018年12月18日のニコニコ生放送で発表されましたね。

生放送のタイトルが「ドワンゴアニメ会議(仮)」だった時点で、多くの人が VTuber をアニメ化する企画だろうと推測したのではないでしょうか。

 

蓋を開けてみると、2019年1月9日から全12話で放送するとのこと。

たくさんの VTuber が登場するオムニバス形式のアニメ『バーチャルさんはみている』は、なんとしっかり30分番組で、TOKYO MX だけでなく、ニコニコ生放送などの各種放送サイトでも配信されるよ!

 

 

待たんかい。

 

発表を遅くするというのは、むしろ最近の手法としては有用だけども……。

あと半月じゃねーか!

「『はみている』って何だろう」「馬がストーカーするアニメかな」と思ったのは秘密。

 

誰が出演するのか

出演する VTuber は、以下の通り。五十音順、敬称略。

 

オシャレになりたい!ピーナッツくん
風見涼
桜樹みりあ
シスター・クレア
鈴木ヒナ
田中ヒメ
月ノ美兎
電脳少女シロ
ときのそら
道明寺晴翔
猫宮ひなた
ばあちゃる
バーチャルグランドマザー小林幸子
バーチャルゴリラ
富士葵
ミライアカリ
ヤミクモケリン
ユニティちゃん
夢咲楓
家長むぎ
エルフのえる
カルロ・ピノ
北上双葉
剣持刀也
金剛いろは
静凛
届木ウカ
樋口楓
もちひよこ
物述有栖

 

正直に申し上げて、知らない名前もあります。どなたとは言わないが、30人のうち26人の名前だけわかりました。そのうち、しっかり動画を見たことがあるのは16人です。

これはあくまで僕の場合。僕は既に、VTuber に対して思うところは少なく、本当にぶっちゃけた話、新規の方を存じ上げません。

VTuber をこよなく愛する方々なら、諸手を挙げて大喜びする面子なのでしょうか。その辺はよくわかりません。

 

キズナアイ御大は、1話から6話までの主題歌を担当するそうです。どこまでアニメ本編に介入するんでしょうね。

界隈を引っ張っていった人たちで言えば、バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさんこと「ねこます」さんが入っていませんね。裏方に回るのが本人の希望のようですし、元々一般人(演技を本業としていない)ですから、妥当なのかもしれません。

もうひとり、輝夜月さんが入っていませんね。このあたり、果たしてどういった力が動いているのでしょう。、僕としては歓迎する話なのですが。(後述)

 

ところで。

7話から12話までの主題歌は、『バーチャルリアル』というユニットが担当するそうです。

メンバーはミライアカリさん、電脳少女シロさん、月ノ美兎さん、田中ヒメさん、鈴木ヒナさん、猫宮ひなたさん。

この6人が作品のメインになるんですかね? 全体としての歌唱力はどうなるのでしょう。皆さんが上手なのは存じていますが、うまい人をとにかく足せばいいってものでもありませんからね。

先出し OP ムービーを観ましたが……正直、判断に困ります。歌はともかく、ライブ映像としては世界観(個性?)のぶつかり合いに違和感を覚えました。

本編がコメディなのに綺麗系な絵柄なのも、個人的には不安なところ。

 

そして、これは非常に失礼な話なんですが、演技力(あるいはどこまで素を出せるか)が気になります。

声優の名前で売る商法に疑問を呈する僕ですが、そうはいっても、声優の実力は折り紙付き。名前が知られている声優は、実力が高いからなのです。その商法の問題は、脚本などが伴っていないと感じるから。

バーチャルリアルの6人だけをとっても、演技力が高い人たちは多く揃っています。それでも、不安に思ってしまうんですよね。

あえてタブーに触れるなら、キャラクターが生まれてからまだ1年ですし、中の人たちも経験を積んだ熟練の声優だと言うわけでもないですし。

上から目線な物言いになってしまいましたが、他のアニメと違うところということで、ご容赦ください。

 

知らない人が見ても面白いのかがポイント

既存の VTuber ファンであれば、この面子で面白くないと思うこともないでしょう。もし面白くなかったら大爆死ということに。

となれば、アニメ作品として VTuber に明るくない層を、どれだけ楽しめさせられるかが問題です。

 

本作は「株式会社リド」がアニメーション制作を担当しています。合弁会社であり、「株式会社ドワンゴ」「株式会社KADOKAWA」「株式会社カラー」「株式会社インクストゥエンター」「アソビシステムホールディングス株式会社」の5社によって共同設立されています。

はてさて、どうなることやら。

 

内輪ネタで盛り上がるばかりのアニメにならないことを、強く願っています。それはスタッフやキャストだけでなく、固定ファンにしかわからないような面白さでないと良いな、ということですね。

例えば、ヤミクモケリンさんがどこだかを爆発させる「お約束」をするにしても、作品として面白く爆発させてほしい、そういうことです。ただ単にニコニコ本社を爆破すればいいのではありませんよね。期待しています。

 

『バーチャルさんはみている』は VTuber の道になれるのか?

VTuber が爆発的な認知を得たのが、ちょうど1年前の話。そこから、VTuber の数は非常に増えました。

彼らの中には、中心で輝く人たちに憧れて参入した人も多くいることでしょう。

↓過去記事
 

バーチャルYouTuberは『初音ミク』になれるのか

バーチャルYouTuberブーム到来の経緯と解説(主観)

バーチャル YouTuber ブームから8ヵ月が経った

 

『バーチャルさんはみている』は、間違いなく新たな一歩になります。かつて、VTuber が初めて CM で起用されたように、テレビ番組のゲストに出たように、冠番組を持ったように……。

アニメ化されるのです。

VTuber の皆さんが「自分もアニメ化したいな」と思えるような、そんな作品になるといいですね。

 

 

 

ここから先は余談になります。

 

本文では、多少否定的な書き方をしました。多くの人が歓迎し、僕自身も嬉しいからこそ、気になる点を書きました。

もうひとつ、懸念していることがあります。

それは、もっと小さい単位でのアニメ化は成されないのだろうか、という点。

 

アニメにしやすい VTuber を挙げるなら、「にじさんじ」「田中ヒメ・鈴木ヒナ」「ゲーム部プロジェクト」だと思っています。強いて言うなら、「エイレーン組」「アップランド組」でも、それぞれミライアカリさんや電脳少女シロさんを中心に据えて、アニメにできるでしょう。

いずれにしても、複数人です。

感覚としては、「洲崎西 THE ANIMATION」に近いと思います。(洲崎綾さんと西明日香さんがパーソナリティを務めるラジオのアニメ化)

 

もちろん前例のない話ですから、規模は大きいに越したことはありません。だから、今話しても仕方のないことではあります。

願望ですね。

もっと小さな単位でのアニメ化。

 

最後に、輝夜月さんが参加していないのを歓迎すると書いた理由。

これは実に単純で、全員で手を取り合いながら、競争もない状態が業界を停滞させるのではないかと思うからです。

個人的な好みはさておき、キズナアイさんと輝夜月さんが参加していないのは歓迎です。これでもし参加したら笑えますが。