厨学生日記

曖昧な哀の毎日

耳をふさぐのをやめて考える時間を増やした

少しでも時間があると、ワイヤレスイヤホンで音楽や動画の音声を聞いていた。たとえば、移動中や家事をしている間に。

で、あるとき気付いたのは、音楽や動画の音声を聞くのを楽しいと思えなくなっていて、マンネリ化していた。相関があるかはわからないけれど、頭が悪くなっているなとも感じた。

 

まずは風呂場でラジオを聴くのをやめた。

風呂から上がったらなにをしようかとか、明日の仕事の優先順位とか、今日の出来事を振り返ったりとか。寝る前にふと頭に浮かぶ以外で、そんなことを考える時間を取っていなかったので、これが意外と楽しかった。

副次的な効果だけれど、風呂に入っている時間が短くなった。ラジオを聴きながらだと1時間以上湯船に浸かってしまい、時間を浪費してしまっていた。頭を使っていると、それを早く書き起こしたくなったり、考えるのに疲れてさっさと済ませたくなったり、風呂に時間を使わなくて済むようになった。当然、他のことができて楽だ。

 

次に、移動中にイヤホンを使わなくなった。

徒歩や車で移動する際には安全に気を配らなくてはならない。何も考えなくても目的地に到着する電車やバスであれば問題ないが、長時間の移動でもない限り、わざわざイヤホンを取り出すほどでもないと僕は感じる。

逆に言えば、走行音や人の会話がうるさいと感じれば、イヤホンをつけて音楽を流す。嫌な思いをするくらいなら……といった具合で使っている。

 

イヤホンを使う機会は減ったけれど、逆にスピーカーを利用する機会は増えた。環境が許せば、僕はスマホやタブレットに搭載されたスピーカーから直接聞くようにしている。つまり、周りの音が聞ける環境を作った。

とても当たり前なんだけれど、インターホンや洗濯機の完了音など、生活を楽にしてくれる家電の中で音声を使うものを存分に活かせるようになった。というか、今まで聞き逃してそのまま忘れるケースがあったので、本当に頭が悪かったなと思う。

 

 

 

隙あらばなにかを聴くというのは、小さな快楽を惰性で摂取している状態だ。中毒というのはなにかと弊害が多い。

また、考える時間をとるのは大切だ。何にも邪魔をされずに思考を巡らせると人生を豊かにする。これも過ぎれば毒になるが、スマホを弄る時間をそれに変えるくらいなら充分に効果があるだろう。

今回、たまたま同時に解決できたのでよかった。