公開から1ヵ月以上が経ち、大ヒットを飛ばしている映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』。
今更ではありますが、せっかく観てきたので、感想を書きたいと思います。大いにネタバレをしますので、まだご覧になっていない方は、閲覧非推奨です。
前書き
『ジュラシック・ワールド/炎の王国』は、『ジュラシック・パーク』シリーズの5作目に当たります。前作、『ジュラシック・ワールド』の続編として制作されました。
僕は、シリーズ作品をひとつも見ていません。特に興味はありませんでしたが、知り合いに誘われたので、見に行きました。
結論から言うと、前作を見ていなくても、今作の内容は理解できます。物語の流れを知らずとも、本編から推測できるので、全く問題ありません。ただし、随所に前作までの話の欠片が散りばめられています。今作に至るまでの経緯を、より詳しく知りたいのであれば、やはりシリーズを見てから行くべきでしょう。
簡単なあらすじ
①恐竜の住んでいる島が噴火しそう。
②主人公たちが救出しに行ったら、協力者に裏切られて死にかける。
③恐竜がペットや兵器として売りさばかれているから、どうにかして止めたい。
④「あいつら、くっそ凶悪な新種の恐竜を作っとるやんけ!」
⑤新種の恐竜、檻から脱出。研究所兼競売所が阿鼻叫喚の地獄絵図に。
⑥新種の恐竜はなんとか殺したけども、他の恐竜は全部逃げた。
この映画の魅力を、まるで伝える気がないあらすじでした。
詳しい内容は、こちらのブログの方が素晴らしくまとめています。当然ですが、物凄いネタバレです。
ジュラシックワールド 炎の王国|あらすじネタバレと感想。ラスト結末も
恐竜がとても綺麗に動く様は素敵だった。
感想
想像していたよりも、断然面白かったです。
作品を観るまでは、パニックホラーやサバイバルの印象しかありませんでした。
僕はそういったジャンルが好きではないので、見に行こうとも思っていませんでした。
それぞれの思惑が交差しており、少しダークな世界観が描かれています。こういうの大好き。
ダイナミックな動きを見せる恐竜や登場人物たち。手に汗握る展開とわかりやすい勧善懲悪。
非常に親しまれやすい映画だと思います。
気になった点と言えば、炎の王国と言いつつも、島での活動は半分にも満たなかったことです。あの島がもっと舞台になると思っていたので、そこは少々肩透かしを喰らった気分でした。
もっとも、特に面白いのは、その後から始まるのですがね!
恐竜に興味があるわけでもなく、感動的なシーンに涙を流すわけでもない僕ですが、観終わった後に「面白かった」と言いました。誘ってきた知り合いよりも、僕の方が楽しそうに振る舞っていたかもしれません。
シリーズを観ている人は、観ない手はないでしょう。そうでなくても、暇な時間があるなら友達を誘って、観に行ってほしい作品です。