動画投稿者が抱きがちなオープニングに対する悩み。
構成をどうするか。
全ての動画に毎回差し込むムービーをどうするか。
結論を先に書くと、
①0秒から10秒まではムービーを入れずに、見所を抽出する。
②ムービーは、シンプルでわかりやすく、5秒以内でまとめる。
この記事は、どのような思考の変遷で結論に至ったのか、経緯を含めて書き残すために作った。
上述の結論の補足が知りたい方も、目次から飛んでいただければ結構だ。
事の経緯
僕は、友人のにとうさんとYouTubeチャンネルを持っている。僕たち、あるいは他の友達で遊んだ記録を残すために作られた。
ここ半年は、視聴者にも楽しんでもらいたいと試行錯誤を繰り返している。
その中で、アイコンやオープニング、エンディングなどをしっかりと作り直す運びとなった。
今までは既存の素材を簡単に並べて、それでアイコンやオープニングムービーとしていた。構想時間こそ長かったものの、作成時間は非常に短かった。もうちょっと凝りたかったが、技術がなかった。
アイコンやエンディング、その他については、また個別に記事を作るから、そちらで話そう。
これまでのオープニングムービー(マイクにプラマイの文字が出てくる Ver.1 と数直線上を歩いてぶつかる Ver.2)は、ほとんど独断で僕が作っていた。
今回は、僕が大まかな構成を考えて、にとうさんが作り、僕が細部を詰めるつもりだ。ここ最近のプラマイでの作り方である。
と、こういった経緯で、改めて投稿動画のオープニングについて考えるに至った。
動画の最初を考える
魅力的なタイトルで引き込まなければならないのはともかく、最初の数秒でブラウザバックするかどうかを判断される。初見の場合はなおさらだ。
その数秒間に、どうにか視聴者を繋ぎとめられる何かを仕込まなければならない。要は掴みが肝心。
であれば、貴重な時間を毎回流すオープニングムービーに費やすのは馬鹿げている。
視聴者を離さないために、どのような冒頭を用意するのか。
一番面白い場面を抜粋するのか、動画の結論だけ紹介するのか、それとも興味をそそる文句でも宣うのか、疑問を提示してみるのか……。
自分に合った方法は、試行錯誤して見つけるしかないだろう。
いずれにしても、「冒頭(数秒)⇒ムービー(画面の切替)」のイメージは持っておきたい。
オープニングムービーの長さと内容
テレビで見かけるオープニングムービーをイメージしてみよう。
アニメだったら、だいたいの作品が90秒。これはクレジットを載せたり、キャラクターや世界観を魅せたりするための時間だ。YouTubeに投稿される動画のオープニングムービーとは別物である。
ドラマやバラエティ番組はどうか。長くて30秒ほど。これは参考になりそうなので、「パターン①」とする。
「パターン②」は、CMのロゴが出る一瞬を想像してほしい。
例えば、最後にヒヨコが飛んでくる『エステー』、気持ちのいい「カチッ」の音から始まる『任天堂 Switch』、誰でも聞いたことがあるだろうメロディー『味の素』など。
2、3秒なのに、どこのCMなのかわかる。これは動画にも活かせそうだ。
これも最初に言っておくが、オススメはパターン②。
パターン① テレビ番組風 10~30秒
まず大前提から。
視聴者はオープニングムービーを見に来ているわけではない。
テレビ番組とあなたが投稿する動画の大きな違いは、知名度である。
一、芸能人が出てくるムービーには、それだけで価値がある。YouTubeでも大手なら価値が出てくるだろう。
二、テレビ番組にはどうしても提供が入る。『キューピー3分クッキング』が放送時間10分の中で30秒も時間を使う理由がこれだ。
あなたがもし高い編集技術を持っているなら、10秒から30秒の間で、シンプルで魅力的なオープニングムービーを作るといいだろう。
ある程度の人気を得られたなら、ファン向けの動画に限って使うのは大いにアリだ。
パターン② CM風 2~5秒
前の項目で述べたが、オープニングムービーは冒頭と本編の繋ぎ(場面切り替え)の役割を果たす。
冒頭で興味を持ってもらえたなら、できるだけ早く本編を見てもらおう。
最低限、ロゴやアイコンであなたの動画だとわかってもらえればいい。
できるだけシンプルに、わかりやすく作ろう。
ただし、静止画ではなく動画で、無音ではなくSEか声を入れて。
まとめ
結論を改めて。
①0秒から10秒まではムービーを入れずに、見所を抽出する。
②ムービーは、シンプルでわかりやすく、5秒以内でまとめる。
実りのある動画投稿活動を過ごす一助になれば幸いだ。