『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL Direct 2018.11.1』の感想を。
事前のスマブラダイレクトは、これで最後との話でした。それにふさわしい内容が盛りだくさんでしたね。
ネタバレを多分に含みますので、もしもまだ視聴していない方は、是非ともご自分の目で確かめてください。
- ケン参戦!
- ガオガエン参戦!
- フィギュア廃止! 新たに登場するのは「スピリッツ」!
- Mii ファイターが意外と良さげ
- ダウンロードコンテンツ、制作決定!
- 早期購入特典として、パックンフラワー参戦!
- 灯火の星
- まとめ
ケン参戦!
リュウのダッシュファイターとして、ケンが参戦。
元々、ストリートファイターではリュウの2Pとして登場していたので、わかりやすい登場と言えるでしょう。
『for』でリュウを使用していたプレイヤーは、どれくらいケンに流れるのだろうか?
ストリートファイターから、という意味では、ダッシュキャラクター以外で出してほしい気持ちもありました。春麗とか。
しかし、最初から作るとなれば、その作業量も増えますからね。仕方がないですね。
なんにしても、ケンが参戦しました! それを大いに喜びます。
ガオガエン参戦!
新ポケモンが今回も参戦。サン・ムーンの御三家、ニャビーの最終進化形です。
サン・ムーンをプレイしていない僕からすると、あまりピンときません。
調べてみると、タイプは「ほのお・あく」。かくとうチックな見た目の印象とは異なりますが……。
スマブラではプロレス技を使用。ボクシンググローブを付けたキャラは多いですが、プロレスキャラは初めてですね。
基本は投げキャラのようなので、1 on 1で真価を発揮するかな?
注目したのは、下必殺技「リベンジ」。カウンターの一種ですが、その場で反撃するに留まらず、次の一撃の威力を上げます。これは飛び道具に対しても使えるので、他のカウンターと差別化されていますね。
余談ですが、参戦ムービーでの鳴き声の担当は、先日亡くなった石塚運昇さん。
ポケモンのアニメではオーキド博士とナレーションの声をメインに務め、子供の頃から親しみを持って聞いておりました。
亡くなったと聞いたとき、もう二度と聞けないんだと涙を流しましたが、こんな形でまた聞けるとは……。
ご冥福をお祈りいたします。
フィギュア廃止! 新たに登場するのは「スピリッツ」!
以前まではコレクション要素だったフィギュア。これが廃止されました。
参戦シリーズが増えるたびに、フォローしなければならないフィギュアが増える。作業量が凄まじいことになってしまいますから、英断だと思います。
前作『for』で取り入れられたバッジシステムの応用とでも言いましょうか。
フィギュアだった各キャラクターは『スピリッツ』として登場が決定。
スピリットを付けたファイターは、そのキャラクターを想起させるような能力を持って大乱闘に挑みます。
細かい仕様の説明は、動画を参照してもらうとして。
今までのアイデアを足して生まれた、良いシステムだと思います。
前作のバッジ(カスタマイズ)は、イマイチ遊びの幅が狭かったので。もっとも、必殺技を変えられたのは面白かったけれど。
Mii ファイターが意外と良さげ
今作でも、戦闘タイプと必殺技、コスチュームが選べます。
おまけに、声まで選べるようになりました。『for』は使っていても声がないから寂しかったんですよね……。
インターネット対戦で使えるかどうかについては続報がないままですが、期待していますよ!
コスチュームがバラエティ豊か。キャラクターを再現する服装がたくさんあります。どれくらいあるのかな?
動画では、ゼノブレイド2のレックスコスチュームが登場していましたね。あれを見て、レックスの参戦はないと思った方々もいるようですが、僕はそう思いませんよ!
というのも……下に続きます。
ダウンロードコンテンツ、制作決定!
さすがですわ。
1ファイター、1フィールド、複数の音楽がセットになって、DLC が配信されます!
「ダッシュキャラクターではない」と桜井氏が明言されていますから、とても楽しみですね!
ちなみに、1セット602円(税別)。安いもんだ。
さらにさらに、「ファイターパス」なるお得セットが登場。5ファイター、5フィールド、音楽がセットで2500円(税別)。
ファイターパスは中身が明かされないままの販売ですが、どうせ全部買うので問題ありません。ありがとう桜井さん。終わったら充分休んでください。
先述のレックスコスチュームは、ファイターパスの特典として用意されました。
勝手な予想ですが、レックス本人も3~5人目で参戦しそうな気がします。桜井氏も「参戦には間に合わなかったが、レックス気分は楽しめる」と仰っていますし、大いにあり得る……。
早期購入特典として、パックンフラワー参戦!
初めて見たとき「は?」と言った後に大爆笑してしまいました。
まさかまさかの、マリオシリーズのザコ敵から堂々初参戦。
しかし、このチョイスは素晴らしいですね。
他社作品はもちろん、今までに参戦していない作品からも出し辛い。
喉から手が出るほど欲しいキャラクターというわけでもなく、かと言って目立たないわけでもない。むしろ話題性としては抜群でした。
一応 DLC として、販売もされるようです。よかったよかった。
発売には間に合わないようですが、ひとまずファイターパスの第一段までは繋げそうですね。
灯火の星
さあ、これについて話さなくてはならないでしょう。
メインメニューにある「スピリッツ」では、アドベンチャーモードがあります。
そのタイトルが『灯火の星』のようです。
今回、旧作『X』でのストーリーモード『亜空の使者』のようなものではないと言われております。
しかし、スピリッツが生まれるまでに至った事件が、こちらの PV に描かれました。
光の使者・キーラによる攻撃で、歴戦のファイターが次々と消えていきます。
シュルクのビジョン<未来視>に始まり、リンクが体を張って初撃を防ぎ……各々が相殺・反射・回避・逃亡を試みるも、キーラを前に為す術がありません。
ただ生き残ったのは、カービィだけでした。
この PV にはいろいろと見どころがありまして、順を追っていきます。
大量のマスターハンド
マスターハンドたちのエネルギーを吸収して、キーラが攻撃を仕掛けてくるのですが、そもそもなぜ大量のマスターハンドがいるのか。
マスターハンドはある程度特別な存在ですから、人為的に増えていると思われます。
キーラが創造主である可能性もありますが、後述の複製能力だと僕は予想します。クレイジーハンドがいない点も、マスターハンドからしか複製できていないからではないでしょうか。
オリジナルも『X』ではタブーに操られていましたし、今回は捕まっているんじゃないですかね。ヒロインかな?
各作品のキャラクターがボイス付きで共演
ありそうでなかった。
参戦 PV で掛け声などが入ることはありましたが、共通の敵を相手に掛け合いをしたのは初めてのはずです。
振り返るシュルクを見つめるカービィ
よく見られた意見は「シュルクがカービィに視線を送って、未来を託した」という趣旨のものですね。
僕は「カービィが必死に振り返ったシュルクを見て、察した」と解釈しています。シュルクがはっきりカービィを見ているかはわかりませんし、視点としては高さ的にカービィでしょうからね。
いずれにしても、シュルクがこちらを振り向かなければ、咄嗟の逃亡はできなかったかもしれませんね。
リンクがカービィを庇った?
これもよく見られた意見。「立ち位置的にカービィの前にいるので、リンクがカービィを庇っているんだ」とのこと。
シーンごとに隊列がバラバラなので、確かなことはわかりません。それでも、どのシーンでもカービィより前にいますね。
リンクが意識して庇ったかは定かじゃありませんが、彼が初撃を弾かなければ、その分の攻撃が他に移ったことでしょう。
ゼルダやミュウツー、パルテナが反射できなかった攻撃を防げたのは、さすがですね。
ピカチュウに手を差し出すソニック
マッハに近い速度で走れるソニック(スーパーソニックなら超光速)ですが、後ろを走るピカチュウを助けようとして攻撃を受けてしまいます。
手を差し出した先のピカチュウが消えるのを悲しむ間もなく、ソニックも光の中に消えてしまいました。
同じネズミだからかはわかりませんが、とにかく仲間想いの男ですね。
無敵時間を利用した Wii Fit トレーナー
これはわかりやすく解説されている動画があるので、そちらをご覧ください。
光線ではなく光弾だったら、生き延びることができたかもしれませんね。
なんにしても、作り込み方がしっかりしている……。
ワープスターで本当にワープした
カービィが乗ったワープスター、今までに聞いたことのない苦しげな音を出しながら、突如として搭乗者ごと消えました。
今までのカービィ作品にも、2~3回だけ、そう見えなくもない描写はありましたが……。
時間を超えたのか、空間を超えたのか……その能力は定かではありません。
スピリッツの入ったフィギュアたち
ここについては、情報が連続していないので憶測になります。
縛られたマリオに、はちみつかオリーブオイルのような液体をかけると、マリオの形をした黒いフィギュアができました。
その中にスピリットが入ると、赤い目を持って動き出します。
今回は、そのフィギュアたちがゲーム中に立ちはだかるようです。
液体をかけたのがキーラなのか、それはわかりません。有力なのは速水もこみち説。
しかし、本体とは別に複製を作れる者がいるのは間違いありませんから、マスターハンドも同じような理屈ではないでしょうか。(ただし、彼の場合は本体からしてフィギュアではないので、まったく同じ状況でもない)
『亜空の使者』からガレオムが登場
詳細は不明ですが、『亜空の使者』に登場するボスキャラクター「ガレオム」の姿が確認されています。
となると必然、『亜空の使者』の黒幕である「タブー」の関与も疑いたくなりますが、それはもうプレイしないとわかりませんね。
もう根拠も何もありませんが、キーラはタブーソウルにあたる存在なのかもしれません。(「ソウル」の概念はカービィシリーズにあります。気になる方は検索してください)
『灯火の星』を逆さに読むと……
アドベンチャーモードのタイトルである『灯火の星』を
星の火灯→星のカヒ→星のカービィ
こじつけっぽいですが、遊び心としてはありそう。何といっても、桜井氏ですから。
狙っていたかどうか、明かされることもないかと思いますが、最初に着眼した方は凄いですね。
まとめ
発売がより楽しみになりました。
間違いなく買います。周辺機器も合わせて5万円くらい吹っ飛びそうですが、スマブラのためだけに switch も買います。初の任天堂据え置き機購入です。(mini シリーズ除く)
個人的にリークは見ないようにしていたのですが、ガオガエンやパックンフラワーは予想外だったようですね。特に後者。
これからも、予想の斜め上を行く大乱闘スマッシュブラザーズを応援していきます!
<追記>
クリアしました! プレイした方は是非読んでみてください。