厨学生日記

黄金色に輝く🍆を探して

なぜゲーム実況動画を作っていたのかを考えた

ゲーム実況動画を作っていた。厳密には作るのをやめたわけではないが、2020年2月を最後に、約4年間行っていたゲーム実況動画投稿をしていないので、足を止めたのを機に少し考えてみる。

 

 

ゲーム実況を知ってから始めるまで

初めてゲーム実況を知ったのは、M.S.S Projectさんがニコニコ動画に投稿したマインクラフトの動画を見たときだった。マインクラフトを知っていたのではなく、サンドボックス型のゲームジャンルを知っていただけなので、開いたのはただの気まぐれだった。

 

ゲームを楽しんでいる様子を見て、僕は楽しくなった。MSSPさんの投稿する動画で特に気に入っていたのは、モンハンの動画だった。他にも、当時投稿されていた動画は全て見た。今にして思えば、僕はゲーム実況者にハマっていた(これは日本のゲーム実況界ではありがちな話だろう)。

動画の内容についてはほとんど覚えていない。8年近く前になるし、あれ以来見返してもいないので、当然といえば当然である。

 

そこから時が空いて2016年5月。

僕は初めての動画投稿をした。とあるゲーム実況者グループを題材にした、とても簡素なMADだった。

そのゲーム実況者グループに影響されて、僕は動画を投稿しようと思ったのだった。そして、2017年4月に初めてのゲーム実況動画を投稿した。

 

 

 

さて、ここまでで気になったところをもう少し掘り下げよう。

 

①僕はよくゲーム実況を見ていた。単独で活動しているゲーム実況者の動画も見ていた。

ただし、憧れたのはグループで活動しているゲーム実況者たちだった。この傾向は今も変わらない。

動画を面白いと思うことは多々あるが、こんな動画を撮りたいなと思うのはグループの動画投稿者の活動を見たときに偏っている……気がする。

 

②ゲーム実況を撮るに至ったが、昔からゲーム実況を撮りたいと思い続けていたのではなかった。動画を投稿したくて無料の編集ソフトやキャプチャソフトを手に入れたが、そのあとに撮影機材をそろえている。

当時は再び発信者になりたいという漠然とした欲求があった。昔は小説を書いていたし、ゲーム実況を始めたほぼ同時期にラジオやボイスコもしていた。その漠然とした欲求から生まれたもののひとつだ。

 

ゲーム実況を始めてからここまで

僕の投稿した動画を全て振り返ってみる。

 

初めてのゲーム実況は『トルネコの大冒険3』の縛り実況。未完。

縛り内容はノーダメージ。海竜島の遺跡というダンジョンで、認識できないところからの飛び道具を食らいまくり、階段出現お祈りゲーになっていると気付く。4回分で挫折。

機材の関係で撮影できるのがPCかPS2だった。その中でも自分がもっとも好きなゲームを実況した。

 

単発のクソ動画(現在は非公開)を挟んで、『実況パワフルプロ野球2016』を実況。完結。

ゲームモード「マイライフ」に登場する二上という最弱キャラをなんとかクビにさせないようにする企画。全力を尽くした末、システム上の限界である5年目にクビを宣告され、無事完結。

動画の展開がワンパターンになりがちで、盛り上がりどころもほとんどない。そもそも始めた理由が「他の実況者で面白いマイライフ動画を見つけたから、自分もやってみよう」だった。

 

某ゲーム実況者グループがお作りになったゲームを実況。先述した2016年5月の方々と同一。当時は本当に好きで、ドハマりしていた。

ゲーム自体が未完で、2017年7月~10月、2019年9月~12月で更新分をやり終える。

そのグループのファンの方々が見に来てくれたのもあって、再生数4桁くらいにはなった。面白いというコメントもいただけた。そのグループを好きだったからこそのネタを使えたのが大きいと思う。

純粋に実況と編集能力の不足を感じるが、先の2作に比べれば全体的に収まりは良いか。ゲーム実況で少しでも上を目指すなら、この動画シリーズを見返して具体的な反省点を洗い出すべき。

 

RPGアツマールに投稿されていたゲームで、ストーリー重視の謎解き系。未完で非公開。

ゲームは面白いし、世間的にも好評であるが、僕にはあまり合わなかった。それでも完結させるべきだったと思う。

 

『実況パワフルプロ野球2016』で二上マイライフの続編を実況。未完。

中身は、二上と同じ能力からマイライフを始めて、プロで大活躍するというもの。

録画ファイルの紛失、データの上書きによって、収録が困難を極めるために未完のまま終了。

パワプロのマイライフは膨大な時間がかかるので、それを考慮したうえで作るべきだった。一からの進行をほぼ垂れ流しにするのは明らかにミス。取れ高を絞って動画を構成するべきだったし、全体のPart数を先に予測しておくとよかった。終わりが見えないのは辛い。

 

青鬼1人実況(Part1のみ。非公開)を挟んで、『ししりうむ』単発実況。

ゲーム実況者の幕末志士さんが作ったゲーム。このころ、ドハマりしていた。

これも先ほどと同じで、そのグループのファンの方々が見に来てくれて、好評だった。幕末志士さんのネタを仕込めたのが大きい。

このゲームそのものをやり込まなかったのは問題。当時、動画作成までの時間制限があった(プレゼント企画の応募のため)。何かを作る系の自由なゲームは苦手なので、幕末志士さんのゲームじゃなければ確実にお蔵入りだった。

 

単発2人実況で『休むな! 8分音符ちゃん』。にとうさんと。

フリートークをしながら、声に反応して進むアクションゲームを遊ぶ企画。

ここまでの作品の中では面白いほうだと思うけれど、数字はついてこなかった。

 

『魔女の家』は、YouTube Liveで生放送したものを再編集した。にとうさんと。

にとうさんがプレイヤーになり、僕は助言をするだけの立場。この形式はよく見かける構図だけれど、もう少しうまいやり方を見つけられる気がする。ここからカット編集のみで動画を作ることを考えるようになるが、まさにそれを多用してでも根気よくやるべきだったか。

 

ファミリーコンピュータの『TENNIS』を単発実況。

導入だけ面白くできたと思う。

レトロゲームは、同じ内容の繰り返しで、単純に難易度を上げていくパターンが多い。それを面白く見せるのはなかなか難しい。今後それらを実況するなら、如何に見所を抽出できるか。プレイ時間が思ったよりもかかるのであれば、もっと時間をかけて、大胆にカットしてしまうのもあり。

 

『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』は、撮りたいときに撮っているだけ。

見所は作りやすい。数をこなして洗練させれば、実況者レベルを一番成長させられそう。

問題は、僕自身が高テンションを維持して何本撮れるのか。でも、根気でなんとかできる問題なのだから、比較的簡単に解決できるだろう。……果たして、それで僕は楽しいのか?

 

ゲームボーイ版『ドラゴンクエスト』の実況は、どうすればよかったのか。完結。

RPG、特にドラゴンクエストをこの上なく愛しているけれど、そのドラゴンクエストを実況してもまったく面白くならなかった。

展開を知っていると、新鮮な驚きもない。攻略に幅のあるタイトルであればともかく、Ⅰは1人でプレイするべきでなかった。

知っているゲームは、撮影前にどうなるかを想像して、よく吟味するべきだ。

 

初めて他人に編集してもらった動画にあたる『TETRIS99』。単発。

見所は作りやすい。あとはゲームプレイの知識を身につけ、技術を上げる反復練習を行いながら、撮影する回数を増やすだけ。スマブラと同じく、実況レベルを上げるのにはうってつけになりそう。

 

個人的に一番納得しているのが『スーパーマリオランド』。完結。

5パートに抑えられたのは、間延びせずよかった。すべてのパートにそこそこの見所を用意できて、なにより遊んでいて楽しかった。

これは「子供のころにできなかった裏面のクリアを目指す」という目標を用意したからだと思う。

 

『ポケットモンスター クリスタル』は実質的に最後の実況と言える。未完。

もうすでに収録を終えている部分に、いちいち人を馬鹿にするようなコメントや指示するコメントを載せる人のおかげで、更新する意欲をなくしてしまった。それを気にせずできればいいのだろうが、肯定的なコメントが一切ないと厳しい。

それはともかく、動画の内容は少しワンパターンになってしまった。編集や取れ高はそれほど悪くない。

草タイプ縛りをせずに、純粋な気持ちで楽しめばよかったのだろうか。

 

『星のカービィ スーパーデラックス』をにとうさんと遊んだ。実況プレイとして撮ったつもりはなかった。

人と協力して遊ぶのは楽しい。これくらいの気軽さと動画としての面白さを両立させるにはどうすればいいのだろうか。

 

 

以上、僕の投稿したゲーム実況動画になる。

気になったところを振り返ろう。

 

③未完が多い。既プレイの作品ばかりなのだから、どのように作るのかをシリーズ通して考えてから作るべきだ。また、目標が高すぎたり、目標達成まで長すぎたりするのもよくない。適度にクリアできるハードルでなければならない。

 

④編集で面白く見せられないのであれば、取れ高を得るために数を打たなければならない。長い撮影だと疲れてしまい、だんだんと「やらなければならない」感覚に陥ってしまう。純粋にゲームを楽しむ過程を撮れたらいいな。

 

僕はゲーム実況をしたいのか?

ここまで、自分を振り返ってゲーム実況に向き合った。

改めて、僕はゲーム実況をしたいのか?

 

僕はゲームが好きだ。人と比べて特別上手ではないが、ゲームや関連するなにかに触れていると楽しい。

アクションゲームなどの技術が問われるゲームは、その向上になかなか努められない。

特定のシリーズを好んで遊ぶ傾向にある。新しいゲームに手を出すことは少ない。特に目的もなく、新しいセーブデータで遊ぶこともままある。また、オンライン対戦が苦手で、基本的に1人で遊ぶゲームを好む。

 

動画の編集は苦手だし、好きでもない。

ゲームプレイの画面を録画して、それをカット編集するだけでも、今の僕は満足できる。

 

ゲーム動画の投稿をやめたいかと聞かれると、やめたくない。かといって、解説動画の類はまったく出す気にならない。

「あなたはゲーム実況者ですか?」と問われると、「No」と答える。

ゲームを遊んでいる時間を他人と共有したいとは思う。

 

ゲーム好きとして、他の道はあるのか? 他に楽しいと思えるゲーム関連の道とはなんだ?

それとも、このままゲーム実況を続けるのか? 迷うくらいなのに楽しめているのか? 面白い動画を作るのが目的のままでいいのか?

 

 

 

ゲーム実況をやめるのは嫌だ。すっぱり諦められない。

だから、またやりたいと思う。今度は、たとえば生放送とか、単発実況の撮影回数を増やすとか、努力のアプローチを変えてみる。その試行錯誤自体は楽しめると思う。

なにかで成功したいのであれば、この決断はきっとよくない。だけど、僕は別にこれを仕事にしようとか、お金を稼ごうとかは思っていない。あくまで趣味だから、それでいい。きっとこれでいい。

 

これからの話

僕の住まいの環境が変わったら、生放送・複数人でゲームを遊べるようになる。それまでは時を待つ。その時が具体的にいつになるか、まったく想像もつかない(半年後かもしれないし、三年後かもしれない)けれども。

とりあえず、今持っているデータを整理して、実況に必要な素材や環境を用意しておこう。

 

自分ひとりでの実況動画は、単発を気ままに作りたい。できれば、5分くらいのものを……。

もしシリーズを作るのであれば、完結させられる目算を立ててから臨む。

いずれにしても、「どうせだったら撮らなきゃもったいない!」の精神を捨てて、自分の楽しいように好きなゲームを遊びたい。