『BLAZBLUE』が他作品とクロスオーバーすると聞いて、興奮した方も多かったでしょう。
しかし最近の発表で「本編に収録されているのは20キャラ、DLCとしてさらに20キャラ」と告知されました。
これに対する所見を述べたいと思います。割と前向きです。
前提
その前に、『BLAZBLUE』のコラボ(クロスオーバー)に対して、僕は割と後ろ向きだったという話をしたいと思います。これは完全に僕の好みの問題ですので、読み飛ばしてください。
●シナリオに無理が出てくる
BLAZBLUEは、ただでさえ設定の後付けによる矛盾が多く、キャラクターの一貫性も今一つ欠けている中で、他の世界観と混ぜ合わせてしまって問題ないのだろうか。
派生作品のナオトを本編に登場させるのも、個人的には強引に感じた。Esはまだわかるけど。
格闘ゲームのシステム上、キャラクターは早々に死んでもらっては困るでしょうし、その結果が焦点の当たりづらいキャラクターの大量生産に繋がったように感じていた。
それなのに、まだBLAZBLUEを中心に増やすのか。
BLAZBLUEはストーリーをウリにしているだけに、ストーリーが面白くなくては(僕にとって)やる意味がないのだ。
●他作品に興味がない
食わず嫌いと言えばそれまで。
ただ、これはむしろ指が伸びなかったペルソナシリーズに触れるチャンスかとも思っている。
『UNDER NIGHT IN-BIRTH』も宣伝だけ見ていたので、一応興味はある。『RWBY』はまったく知らなかったが、BLAZBLUEを除く三作品の中では一番好きなキャラデザだ。やはり見た目は重要なのだな。
●格闘ゲーム自体が……
本当に僕の好みの問題なのだが、技術を極めるアクション・シューティングゲームよりも、ある程度成長が保障されているRPGやアドベンチャーの方が、僕は好きなのだ。
僕がBLAZBLUEをやっているのは、あくまで『BLAZBLUE』が好きだからなのであって、それが『BLAZBLUE』でなくなるのならやる気もない。
本題
さて、本題。
『BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE』(以下、『BBTAG』)が、本編登場の20キャラに加えて、DLCとして20キャラを出すと発表した件について。
それくらいしないと採算が合わないんでしょう。
以上です。
……いや、これじゃああまりにもあんまりなので、もう少し付け足します。
BBTAGのソフト価格は、パッケージ版が5800円、DL版が5370円と、PS4のソフトとしてはかなり安いです。PC、Switchのソフトとしても、普通の値段だと思います。(各種税別)
で、DLCのキャラクターセット購入が計6種類と、単体で2種類。まとめて購入できるセットもありますが、それにしたってソフトと合わせれば、1万円を優に超えると予想します。
BBCFでのDLCは1キャラ800円でしたから、単純計算で
800円×20キャラ=16000円
もっともセット販売ですから、1セット2000円に1キャラ800円を2キャラ分とすると
2000円×6+800×2=13600円
こう考えると、オールインワンパックは10000円以上ですね!
…………あれ、思っていたより高いぞ?
この上に、システムボイスやカラーのDLCがある可能性が……?
しかも、オールインワンパックは期間限定らしいゾ。
あれれ、なんか思っていた方向性と違う。
とはいえ、これ以上高くなる気もしないですが。
どうしても関わっている人間が多い以上、支出が増えます。そうなると、当然収入も増やさなければいけません。
「『BBTAG』、こちらのお値段は15000円になります」
買わんわ。
「『BBTAG』、5800円! DLCはあるけど、ある程度好きなキャラを選んで買えるよ!」
まあ……買ってもいいかな?
というように、各作品のライト層を狙った商法ですね。
おそらく、セット販売も作品別になるのではないでしょうか。
そして、なんだかんだ言っても全部のキャラをそろえたくなるのだ。そうして皆お金を払うのだ。
まとめ
元々買うかどうか迷っていましたが、多分買うと思います。
BLAZBLUEと冠してはいるものの、そこまでコンボゲーにならなさそうだし。あれだ、ニトロプラスのオールスター格ゲーに似てるんだ。
最後にひとつ。
この騒動の中で「BLAZBLUEのキャラばかりじゃないか!」と的外れな批判をしている人に言いたい。
タ イ ト ル を 読 め
『BLAZBLUE』シリーズだから仕方ないね。