コンテンツが育っていない間は、収益化をするべきでないと思います。ブログや YouTube でよく見る広告を出さない方が良い、ということです。
理由はいくつかあるのですが、とにかくメリットよりもデメリットの方が多すぎるのです。
①雀の涙ほどの収益しか得られない。
当たり前ですが、コンテンツが育っていない初期は、単純に見ている人が少ないです。 これでは収益を得ることはできません。はっきり言って、金銭を得るだけならバイトの方が効率がいいくらいです。
②広告が邪魔で敬遠される。
どの媒体であっても、広告というのは見られるためにあります。見る側からすれば、見る情報に余分なものが混じっているのです。心象は良くありません。
一般的にも「広告がない方がいい」と言われるのは、頷けるでしょう。
少ない訪問者が二度と来なくなるかもしれない原因を作ることになりかねません。
こんなの見ても、誰も嬉しくねーよ
③収益が目的であると続かない。
そもそもコンテンツが育っていないのに広告を設定している人は、おそらくお金が目的なのでしょう。残念ながら、よほど名が売れている人、時代の流れを読んで運を味方につけた人でないと、初動の数字は伸びません。
「なんだ、頑張っても大したことないじゃないか」と思ってしまうと、人間は行動を止めてしまいます。損得を抜きにしないと、こういったものは続けられません。
以上の理由から、コンテンツが育っていない間に収益を得ようとする試みはやめておいた方がいいでしょう。
目先の金銭に囚われることはありません。
これは言っておきたいのですが、僕はまったく嫌儲思想ではありません。むしろ、正当に儲ける機会があるならその商売をするべきなのです。お金を払う側はサービスを受けて満足し、お金を受け取る側は努力に対する適切な対価をもらうことになるのです。より良いサービスへ向けた資金となるかもしれません。
ただ、物事には順序があります。 簡単に言えば、人を集めてから宣伝した方が良いのです。
というか、広告で収益を得ようとするのは、規模が小さいうちはなおさらしない方がいいと思います。それくらいなら寄付を募った方が、よっぽど集まりやすいでしょう。もっとも、それに対する見返り、結果を出さなければならないのですが。
うん、これもあまりやらないほうがいいですね。
最近サービスが開始されたpixivFANBOXは、その点が理にかなっていますね。
たとえあまり知られていなかったとしても、実力さえあれば支援を受けられるかもしれない。分かりやすくて便利なのでしょう。
サービスそのものが悪用されるかもしれないですが、個人的には応援したいです。
pixivFANBOXについては、また取り上げるとしましょう。
ということで、僕があらゆる場所で広告を設定しない理由でした。……あれ、趣旨が違う?