厨学生日記

黄金色に輝く🍆を探して

今のニコニコ動画に思うこと

僕はニコニコ動画が昔から大好きで、Twitterでは何度か話題に出していたけれど、ブログでは2年以上触れていなかったので、今のニコニコに対して思うことを述べます。

理屈の通った考察ではなく、あくまで印象、感想ですのであしからず。

 

↓2年前の記事はこちら

 

 

新規利用者が使いやすい環境になった?

(く)発表から現在まで、ニコニコはあらゆる改善を掲げてきた。それを紹介するとキリがないので、ここでは割愛する。詳細は公式が出しているので、気になる方はどうぞ。


実際にほぼ毎日触っていて、慣れれば使いやすい印象を受ける。この「慣れれば」とは、過去のバージョンから使っている人はどうしても「慣れていない=思うようにできない≒改悪」となりやすい……そんな状況を指す。

対して、UIに関して言えば、初めてニコニコに触る人にとって使いやすくなっているのではないか……と思う。どうしても主観や希望的観測が抜けないし、プレミアム会員なので一般会員とのズレはあるけれど、ここ数年あるいは数ヵ月でニコニコにハマった人を僕はそれなりに知っている。

これも偏見かもしれないが、現代に生きる人は使いづらいサービスを使わない。つまり、新規利用者は少なくとも今のUIに支障がないから、新規利用者になりえたはずだ。

 

僕は新規利用者を積極的に開拓するべきだと考えている。

よく「○○年までは面白かった」「バージョン××に戻せ」と叫ばれている。気持ちは大いによくわかるし、実際に使いづらくなった部分については運営も耳を傾けるべきだ。

しかし、例えば「他のプラットフォームに移った人が戻ってこられるように~」といった意見に諸手を挙げて賛成する気はない。

もちろん彼らが戻ってくる決断をすれば喜ばしいことだが、以下の点によってそれを目標にすべきではないと考える。

①過去に失った信用の回復は難しい

②配信をビジネスにした彼らはそのプラットフォームに順応しており、再度移るのはリスクの割にメリットが少ない

③時代の流れとともに「ゲーム実況」「ボカロ」など、ニコニコで膨らんだ文化が市民権を得た現在、膨大かつ高速なリクエストを全て解決するのは、ニコニコの企業方針・規模的に不可能

となれば、ニコニコは新規利用者を引き入れる努力をしなければならないし、他のプラットフォームと違う部分に力を入れなければならない。

 

そのための「ニコニコ(Re)」であり、望まれるのは回帰ではなく再構築だ。

 

 

 

で、僕の危惧していた点。

ランキング上位に占めているVTuberの切り抜きは果たしてニコニコらしさなのか? それが大半のニーズで、それでいいのか?

いや、広告ポイントで荒れ放題だった頃や、いわゆる例のアレが全てを埋め尽くして頃に比べればマシになったと思う。思いたい。

……まあ、流行り廃りもあって、VTuber自体もコンテンツとして陰りを見せているので、杞憂に終わりそうでもある。

それに伴い、未来を担うコンテンツも多く出ている。

先述の新規利用者の中にも、過去のニコニコらしさを継承しつつ、現代に合った形に作り上げる投稿者がいる。これは大変喜ばしい。

 

週刊ニコニコインフォはニコニコが生まれ変わるために必要だった

「今のニコニコを伝える、ニコニコの今後をみんなで考える」をコンセプトに、毎週生放送されている公式番組がある。

トップページの告知だけではわからない様々な催しやランキングには上がらないけれども秀逸な動画の紹介、新機能の告知や意見の収集、そしてニコニコで活躍しているクリエイターをゲストに招いてのトークなど、今と未来を繋ぐ大きな役割を担っている。

 

ニコニコ代表の栗田氏は「ユーザーとのコミュニケーション不足が今回(バージョン(く)の発表会の炎上)の事態を招いた」と述べている。

『動画と生放送サービスの改善報告会』で意見の収集と成果の報告を行ったが、二回でとどまっていた。僕は当時これが不満だった。四半期に一度くらいは開いてほしかった。

ニコニコネット超会議2020の超ニコニコインフォをきっかけに、再び運営とユーザーによる双方向性を有した定期放送ができたのは、素晴らしいと思う。

まあ、その良さに気付くまで半年以上放置していたんだけども。

 

これからのニコニコに何を期待しているか

面白い動画を作れる人たちの育成、あるいは土壌作り。

つまり、創作意欲の高い若者が来るような魅力を持つ。

これに尽きる。

 

手軽さありきなら、スマホでTwitterなりTikTokなりに投稿してしまう。

クリエイターとしてお金を手に入れる夢を追うなら、YouTubeで活動する。

必ずしも正面から競合するべきではないが、未来を担う銀の卵がいなければ、先細りしていく。

イベントとしては赤字だけど超会議の来場者数が増えたとか、プレミアム会員は減り続けるけどチャンネル会員の収益で黒字化達成とか、そりゃあめでたいけれども、根本的な解決に至ってないので、手放しには喜べない。まだ、まだ。

 

 

 

余談:なすはニコニコでどうしたいのか

ここからは自己承認欲求にまみれています。悲しいね。

 

ニコニコが生活の一部になって、12年くらい。初めての動画投稿から5年。生放送はほとんどしていない。

ありがたいことにユーザーフォロワーが200人、3桁再生をいただくこともあれば、4桁再生いくこともまれに。

動画投稿は定期的に行う時期もあれば、まったく何もしない時期もある。

 

欲求① 週間投稿したい

定期的に投稿したい。1週間に1本投稿できれば、1年で50本は出せる。

情熱とかやる気とか根性とか、そういうものも必要だけれど、実際的な話で言えばこんな流れだろうか。

 

何を作りたいか考える

⇒創作意欲を刺激された動画があるはず。それを目標にするとわかりやすい。

⇒目標となにが違うのかを客観的に比較して、ひとつずつ改善していく。

⇒ハードルを上げ過ぎない。最初のうちはとにかく作品を完成させる。

 

お金をかける

⇒先行投資。作りたい動画に必要なもの、あるとクオリティアップに寄与するもの。

⇒お金以上に時間を浪費しないように。

 

定期投稿のための流れ

一、1週間の中で動画作成に使える時間を把握する

二、その時間内で作れる動画の長さを決めて、作業の割り当てをする

三、作業中は時短できるところを見つける

四、毎日決めた時間だけは動画作成をして習慣化する

五、余った時間はスキルアップや効率化にあてる

 

なんで週間投稿したいかというと、面白い動画を作れるようになって、それを人に見てもらいたいからです。はー自己承認欲求。

 

欲求② 生放送したい

週刊ニコニコインフォの二次会でニコ生ゲームを使った生放送をしたら、週ニコの民が一緒に遊んでくれた。それが楽しかったのよ。

だから、自分が生放送でしたいことを考えてみた。

 

積みゲーを消化しよう。

 

レトロゲームが好きな僕だけれど、やる時間がないのに新旧問わずゲームを手に入れてしまうから、いい加減遊ぼう。

数えたら遊んでないゲームだけで300作以上あった。マジで?

(DS、3DS、PSVita、PS4、SwitchOnlineのFC&SFC、PCを含まず。足したらとんでもないことになる)

 

取れ高があったら動画にもしたいな……。

 

 

 

ところで、改善報告会の中で発表されていたもののひとつに、動画投稿者向け勉強会があった。

……これ、結局開催されたの? 僕、とても楽しみにしていたんだけれども。