僕、間違っていました。
誰でも書ける薄っぺらい感想文を、苦労しながら書く必要なんてないと気付きました。
今週のお題「オンライン」
新型コロナウイルスが蔓延る昨今、娯楽や仕事をオンラインで済ませようとしがちです。
娯楽はともかく、仕事に関しては、
「実際に会わないと誠意が感じられない」とか、
「設備投資にお金がかかるから……」とか、
「全てをオンライン上で済ませるなんて、楽をしようとするけしからん奴だ」とか、
よくわからない理屈をつけて逃げ続けていた人たちの手のひら返しが見るに堪えませんね。
人間とは切迫した状況に置かれないと、案外動かないのです。夏休みの宿題を提出ギリギリになってから始める小学生と同じ。……それはさておき。
インターネットにどっぷり浸かった現代社会の方々なら、「404 Not Found」とのお付き合いも手慣れたものでしょう。
リンク切れとは、リンク先のURLが間違っていたり、ページが削除されていたりなどの理由で、リンク先のページにアクセスできないことを言います。
であれば、人生にもリンク切れってありますよね。
たとえば、連絡を取れなくなるとか。
・学生時代のクラスメイト
・元恋人
・闇の深い家族
・お金を貸した友人
・入金した後の情報商材屋さん
・粛清された人
心の傷になっている思い出を封じ込めるとか。
・いじめ
・毒親
・ここには書けない犯罪
・自筆の夢小説
・初めて描いた漫画
・恋人に浮気された過去
……後者はどちらかというとセキュリティブロックか?
とにかく、インターネットよりも人生の方が、意図的なリンク切れを起こしがちなのです。
あまりにもリンク切れが多いと、誰にもアクセスされなくなっちゃいますよ。
とはいえ、人間は切り捨てたり忘れたりすることで、なんとか心身を保つ生き物。
全ての過去にリンク切れを起こしていない完璧人間なんて、それはそれで怖いですよね。
そんなわけで、ブログの方針を迷っていた時期の僕を忘れてください。
今週のお題に便乗して、それっぽい話題を書いた僕を忘れてください。
ピンと来なかったからって、『ゼルダの伝説』に出てくるリンクのフィギュアをアイキャッチ画像に設定した僕を忘れてください。
2回連続で1ヵ月も更新をしなかった僕を忘れてください。
……人生は常にF5連打、リアルタイムに更新されて、戻るボタンがないのをお忘れなく。