厨学生日記

曖昧な哀の毎日

僕にとってブログはインターネットで生き続けるための苦肉の策だった

ブログ『厨学生日記』を作ってから、もう3年半になる。もっと前からあったような気がして、けれども3年半のあいだに何もできていなかったと思う。目標もなければ、お金にもしていないので、達成感が得られないのは至極当然なのだけれど。

 

様々なジャンルに手を出す中でブログと出会う

父親が仕事で使うワープロに、ゲーム『ドラゴンクエスト』の物語を自分の言葉で綴ったのが、全ての始まりだった。幼稚園児か小学校低学年だったはずだ。

小学校では『ダレン・シャン』や『デルトラクエスト』を読んで過ごし、中学生になるとライトノベルにドハマりして、黎明期の『小説家になろう』で醜態を晒した。これが終わりの始まりである。

今、思い出して一瞬息が止まった。最近、当時投稿していた小説のイラストが出てきて発狂したのも思い出した。動悸がしてきた。

 

僕のインターネット黒歴史を紐解くと、それだけで人間としての尊厳を投げ捨てる羽目になるので、ざっくり要約すると、結構悪いことをしてきた。

その黒々とした生活も、徐々に灰色の青春にとって代わり、インターネットライフを精一杯エンジョイしていた。常に新しいことを始めては中途半端に終わるのを繰り返しながら、転機とも言える出会いをふいにしつつ、僕はブログまで流れ着いたのである。

インターネットで生きる以上は、なにかを作っていないと、存在を認めてもらえない。そう思い込んでいた僕は、すなわちブログという藁か大木かにしがみついてみたのだ。

 

毒にも薬にもならない229日を過ごして

『厨学生日記』の前に、『なすのクソゲー攻略本』という日記ブログを書いていた。人生をゲームに見立てているのだ。子供の頃に自分でゲームの攻略本を作っていたのを引きずったのだろう。

229日間、毎日更新を続けた。特にコメントをもらえるわけでもなく、Twitterの知り合いと僕でPV数のカウンターを回す日々を過ごした。

 

188.ああああ
あああああ、ああああ。

あああああああ、ああああああああああああ。

ああああああ? ああ、あああああああああああ。あああああああ。

あああああああああああ。ああああああ。

ああああ? ああああああああ。

ああああああ、ああああああああ。ああああ。

 

220.闇のUSB
こんにちは、なすです。

中学時代に使っていたUSBが見つかりました。

正確には元々その辺に置いていましたし、最近もそのUSBを買ったんですけどね。

改めてそのUSBの中身を見返してみたら、今とあまり文章能力が変わっていないけれど、内容が酷い小説もどきがわんさか発掘されました。

駄目だって……。

ということで、いつかどこかでお見せする機会があるかもしれませんね。

 

こんなのが続く。地獄すぎる。数年前なのに精神状態が違い過ぎるだろ……。

あ、闇のUSBは再び封印しました。お見せするわけねーよ。

でも、このブログから頭おかしい記事だけピックアップしたら面白いかもしれない。

 

閑話休題。

毎日更新の連続記録が、はてなブログの仕様によって途切れてしまい、僕は著しくやる気をなくした。毎日続けることに大した意味はないと気付いた。それでも良い経験だったと、今は言える。

 

そうして爆誕したのが『厨学生日記』。いつまでも厨二病から抜けられない、この黒歴史だらけの人生を遺したいと、なぜか思ってしまった。人類の汚点と言っていい。

名前は某NHKのドラマをもじった。見たことはないけど。そうしたら、『中学聖日記』という恋愛漫画がドラマ化されて、僕は内心焦った。調べたら、ブログの開始よりも漫画の連載開始が先だった。僕みたいな発想をする人は世の中にたくさんいるのだ。そのうち『中学性日記』とかいうAVも出てきそうだ……と思いついたので、今調べてみた。青年漫画ですでに存在した。人類は馬鹿ばかりだ。

いつかもうひとつの『厨学生日記』が出てきて、僕のブログはインターネットの片隅に追いやられてしまうのではないかと、背伸びをしてしまった中学生のように怯えていた。そうすると僕はインターネットの中で死んでしまうからだ。

 

「ブログをしっかり書く」に迷い続けた

愚かにも新しいブログを立ち上げてしまった僕は、ご丁寧に独自ドメインをとって背水の陣を敷き、以前よりも中身のある文章を残そうと考えた。更新頻度だけが高くてもPV数は増えないと身をもって知ったので、他人に読んでもらえる記事を書こうと思った。

そうはいっても、SEOを意識するほどのモチベーションはない。ましてお金を稼ごうとは思っていない。また、なにかに秀でたスキルを持っているわけでもないので、特定の層に向けたブログの運営もできない。

結局、雑多に感想や意見を述べたり、自分が「これあったら便利だな」と感じたまとめ記事を作ったりと、割と姑息な手でPV数を増やしてきた。

後者は割と当たっていて、僕が知りたくて調べても出てこなかったまとめというのは、それを作ると僕と同じように検索した人が読んでくれる。物作りの基本の形になっているので、PV数を増やすには王道なのだと思う。

逆に、感想はなかなか読まれにくい。キャッチーなタイトルと導入で、よっぽど中身を詰め込めば読んでもらえなくはないけれど、PV数を意識しながら書く感想にそれほどの熱量はない。すると、名の知れた作品の感想を書いても大勢の中に埋もれてしまう。僕の感想を読んでくれるのは、僕を知ってくれている人たちだけだ(今はそれで良いと思える)。

 

とまあ、とにかくPV数に囚われていた。

質より量か、量より質かを常に考えながら、周期的に変わる考え方に苛まれ続けた。

僕にとってブログは楽しいものではなくて、インターネットで生き残るための道具なのだから、当然それは長く続かなかった。2018年は3日に1記事の更新ペースだったのに対して、2019年は1週間に1記事まで落ちた。そしてついに2020年は、1年を通して14記事の更新にとどまってしまった。

 

ブログを作るのが楽しくなってきた

2021年に入ってから、ブログの更新ペースが上がっている。純粋にブログを作るのが楽しいと感じ始めている。

日常に起きた出来事を記事に起こすのが楽しいし、Twitterで話題の内容に意見をつけるのも楽しい。ブログのレイアウトを弄るのが楽しいし、数字を狙って成功するのも失敗するのも楽しい。

 

物事を続けるコツは楽しむことだ。何に楽しさを見出してもいい。アフェリエイトでお金を稼ぐために試行錯誤するのを楽しいと感じてもいいし、誰かにコメントをもらうのを楽しみにしてもいい。

もし、何者にもなれなくてブログを始めた人がいたら、ぜひ自分が好きなことを書いたり、ブログ作りの何かを楽しんだり、そうして続けてほしいと思う。間に1年空いたとしても、また書きたくなったら書けばいい。

 

この記事は、はてなブログの公式が特集している「ブログを書く」ってどんなこと?に影響を受けて書いた。寄稿されているブロガーの方々には遠く及ばないけれど、僕の考えが誰かに届けば良いと思って、ここに残す。

 

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